未経験の職種に転職や就職をすることは勇気がいりますよね?
当サイトでは実際に特定の職種で働いている方の体験や経験など生の声を紹介しています。
この記事では、教育会社でマーケティング・広告制作として働く40代男性がやっている具体的な仕事を紹介します。
この職種で働いている方のお話を参考にして、転職を成功させませんか?
大手教育会社でマーケティング・広告制作をしている方の基本情報
年第・性別 | 40代男性 |
勤めている企業名 | 大手教育会社 |
職種 | マーケティング・広告制作 |
社会人歴 | 22年 |
学歴 | 大卒 |
今の年収 | 月の手取り額:34万円 年間ボーナス:220万円(約6か月分) 年収:820万円 |
月の残業時間 | 50時間 |
マーケティング・広告制作の仕事内容
販売施策に対しての販売数を見て、販売施策の方向性の良しあしを判断しながら、その企画の販売計画をブラッシュアップしたり、全く新しい半場戦略をテストしたりしながら、最適な販売戦略を作り上げていくのが主な仕事です。
最初は大まかに年間の計画を立ててスタートしますが、年間の販売数をデイリー、マンスリーでチェックしながら、売れているのか、もう一歩なのか、将来的にどうなるのか、を総括しながらシミュレーションしていきます。
それを繰り返して販売を最大化していきます。
それに合わせて販売企画や広告制作を行います。
計画、修正、実務のループです。
マーケティング・広告制作を仕事に選んだ理由
もともと子供たちの未来に貢献できる仕事、というキーワードで考えていましたが、その根底にあるのは教育であり、学生時代に育まれるものが大きいと考えるようになりました。
そして、日本で最大規模の教育市場を持っている会社で働こう、と考えるようになりました。
企業研究を進めていくうちに、収入的な部分でも申し分ないと分かってきて、あとはどんな思いを実現したいのかを徹底的に考えて、採用試験に臨み、運よく採用してもらえました。
40代男性マーケティング・広告制作の1日の仕事の流れ
朝出社したら、メールをチェックしてさばいたら、デイリーでの販売数をチェックします。
予測に対してどのくらいの達成率なのか、その達成率で年度末までにどのくらいのところまで行くのか、を確認して、販売の計画や実際の販売戦略を修正する必要があるかを検討します。
検討しながらも直近での販売施策として、WEBやその他の広告や販売施策を企画したり広告を制作したりします。
同時にいくつかの企画を進めているので、企画検討、広告制作、効果検証など一日の中でいくつもの工程を行き来します。
マーケティング・広告制作の忙しい時期
教育のゴールは高校合格や大学合格。
目標が合格なので3月に結果がでます。
そのために、商品購入者を増やしていくので、11月~3月くらいまでが一番忙しく、4月になると結果の検証と次年度計画を大急ぎで作成します。
4月~8月くらいまでは、計画立案のほうが比重が大きいですが、11月以降は、計画立案と広告制作と効果検証と次年度計画を入れ代わり立ち代わり担当するので、激しく忙しいです。
40代男性が考えるマーケティング・広告制作が向いている人の特徴
教育業界なので、少なからず子供たちの将来に貢献したいとか、子供の未来を応援したい、子供たちを導きたい、という熱い思いがあることが大切だと思います。
最後はここに落ちてきます。
ただ、子供の数がどんどん減っている市場で、はっきり言ってじり貧ですから、ポジティブシンキングまたは、逆境マインドの強い人も向いていると思います。
いい意味ではないですが、多少鈍い人も該当します。
でも、前提として「子供のために」という思いは必須だと思います。
40代男性が考えるマーケティング・広告制作の強み
自分も同じように経験した学生生活なので、自分や友人、周りの人々との記憶や思い出、学校で過ごした、自宅の勉強部屋で過ごした多くの時間がすべて武器にできるところは強みです。
つまり、自分たちの経験がすべて武器になるので、三人寄れば文殊の知恵ではないけれど、沢山の仲間の経験を聞いて、それを参考にしていけるところは強みです。
常に世の中のことや生きることに敏感になっているので、毎日非常に刺激的で活発です。
勉強が嫌い、という思いや考えでさえ武器になるのです。
40代男性が考えるマーケティング・広告制作の弱み
教育ななので、真面目なテーマも多いです。
細かい部分まで、誤字脱字、誤表現がないかなどのチェックや確認、修正が求められるので、集中力とその持続力が必要です。
なので、働きながら疲弊していってしまうことが弱みだと思います。
タフさには限界があるので、自分の中で、何かを切り捨てるか、どこかで鈍感になるか、何らかの工夫が必要です。
40代男性が考えるマーケティング・広告制作で働くのに有効な資格
特に有効な資格はありませんが、塾講師のアルバイトなどの経験、子供たちにスポーツでもなんでも教えていた経験があると有利です。
子供とはどういうものか、どんなことを考え、どんな甘さや甘えがあり、どんな部分でやる気になったり、やる気がなくなったりするのか、ということを肌感覚で理解している人が強いと思います。
40代男性が考えるマーケティング・広告制作で働くやりがい
子供たちにとって身近なものをインプットする必要があるので、そのすべては楽しいです。
テレビ、ネット、雑誌、洋服、勉強方法、スマホなどなど。
子供たちが日々触れていることをインプットしていくので、漫画もテレビも、アマゾンプライムも、ネットフリックスも、全部仕事につながります。
考え方によっては、遊んでいても仕事になるので、そこは楽しいです。
40代男性が感じるマーケティング・広告制作で辛かったこと
辛いこと、はっきり言えば全部です。
子供の数は毎年間違いなく減りますが、会社は常に前年超えの販売数や売り上げを当たり前に求めてきます。
向かい風の中で100mの世界記録を狙わなければならない状態が常に続いています。
それは相当厳しいので、数字のことを考えるといつでも辛い気持ちになります。
故に、全部がつらいともいえるのです。
40代男性がマーケティング・広告制作としてもらっている収入は高いか低いか
業界の中では年収は高いほうだと思います。
教育業界は人的サービスをメインにすればするほどコストがかかり、利益は出ません。
自社商品は、教材がメインで人的サービスはほとんどありませんので、コストがかからないのです。
ゆえに、業界で比べると、利益率自体がずいぶん高いため、必然的に収入は多くなるのです。
福利厚生もかなり充実しています。
マーケティング・広告制作を目指すのに持っておきたいスキル
極めていけば、というか長くやっていると皆そうですが、教育と子供たちの流行りものに非常に詳しくなります。
まるで、子供かというくらいに漫画や音楽に詳しくなったり、教育制度に精通したりします。
そうなると、実は、副業で子供関連の媒体でライターやディレクターもできたりします。
やっている人は少ないですが、自分は、webライターの副業を始めました。
教育会社でマーケティング・広告制作として働く40代男性がやっている具体的な仕事とは?まとめ
40代男性が大手教育会社でマーケティング・広告制作を担当している。
年収は820万円で、月の残業時間は50時間。
販売施策の方向性を判断し、販売計画をブラッシュアップする。
年間の販売数をデイリー、マンスリーでチェックし、シミュレーションを行う。
販売企画や広告制作も担当する。
仕事を選んだ理由は、子供たちの未来に貢献できる仕事をしたいという思い。
11月~3月が一番忙しい時期。
子供たちの未来に貢献したいという熱い思いが必要。
自分の経験や周りの人々の経験が仕事の強み。
集中力と持続力が必要で、疲弊することが弱み。
有効な資格は特にないが、子供との接点があると有利。
子供たちが触れるものを研究するのが楽しい。
辛い点は、子供の数が減っているが、売上目標は厳しい。
業界内での年収は高いと感じる。
教育と子供たちの流行りものに詳しくなると、副業の可能性もある。
いかがでしたか?
教育会社でマーケティング・広告制作として働く40代男性がやっている具体的な仕事が職種選びの参考になっていれば幸いです。
当サイトでは、このほかにも様々な職種で働いている方の生の体験談を紹介しています。
是非役立ててみてください!