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当サイトでは実際に特定の職種で働いている方の体験や経験など生の声を紹介しています。
この記事では、動物病院で動物看護士で働く30代女性がやっている具体的な仕事を紹介します。
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動物病院で動物看護士をしている方の基本情報
| 年第・性別 | 30代女性 |
| 勤めている企業名 | 動物病院 |
| 職種 | 動物看護士 |
| 社会人歴 | 13年 |
| 学歴 | 専門学校卒業 |
| 今の年収 | 月の手取り額：17万円 年間ボーナス：17万円（約1か月分） 年収：204万円 |
| 月の残業時間 | 0時間 |
動物看護士の仕事内容
獣医師の補助が主な仕事になります。
1日の流れは、病院の清掃から始まり、入院の子のお世話、接客、電話対応、診察の時は獣医師の補助で動物の保定をします。
※保定とは：動物を治療する際に、動かないようにおさえておくことです。
人間のように診察中じっとできないので、動物が安心するように、握ったり声をかけたりします。
動物にとって診察は、いいことではありません。
何をされるかもわからないし、注射のときは痛いしで噛みついて来る子も居ます。
自分が噛まれないように、獣医師が噛まれないようにするのも私たちの仕事です。
また、動物を観察し他に異常がないか気づくこともあります。
命にかかわる仕事なので、考えさせられるし、好きだけではやっていけない仕事です。
動物看護士を仕事に選んだ理由
最初はちゃんとした理由では無かったかもしれません。
動物が好きで専門学校に行こうと思いました。
専門学校へ行くと、トリマー、看護士、管理士、訓練士などの種類があります。
知識を得ることで、元々小さい頃に犬を飼っており、フィラリアという病気で死にました。
その病気は予防することで防げたということを知り、なんて無知だったのかと思いました。
そういった飼い主を防ぐ為、看護士になり情報を伝えて行きたいと思い看護師という道を選びました。
30代女性動物看護士の１日の仕事の流れ
朝7時起床、7時45分出発、車で30分ほど通勤に時間がかかります。
8時半に仕事開始なので20分には仕事を開始します。
まず、床の掃除、入院の子のお世話、入院の子の治療などをし、患者さんが来たら対応し、診察につく。
患者さんが来ない時は掃除。
12時から1時間お昼休み。
午後も同じで診察をし、手術があるので手術の準備や片付けをする。
仕事が終わる前にまた床掃除などをし、5時半に仕事が終わり、6時過ぎに帰宅。
暇な時は病院中の掃除をしたり、貼り紙などの作り物をしたりしてます。
動物看護士の忙しい時期
3月から11月が1番忙しいです。
フィラリアの予防と狂犬病の予防はだいたい4月から始まります。
3月ぐらいから予防薬を取りに来る患者さんが多いので1番忙しい時期です。
11月にフィラリアの予防が終わるのでそこから少しずつ落ち着いてきます。
避妊手術や帝王切開も多くなる季節でもあるのですごくバタバタに毎年なります。
30代女性が考える動物看護士が向いている人の特徴
動物が好きなのはもちろんですが、好きだけではやっていけません。
国家資格にもなったので勉強をして資格取得ができるし、勉強だけではなく保定の上手さにはセンスもあります。
いかに動物が落ち着いて抱かれてるかなども大事です。
うんこやおしっこの片付けなどもあるので汚い物もさわれたり、血が飛び散っても冷静に判断したりすることもできなくてはいけません。
慣れて来ますので、絶対無理って人じゃなければ出来ます。
あとはやる気が大事だと思います。
どうやったら出来るようになるのか先輩を真似る能力も大事だと思います。
30代女性が考える動物看護士の強み
自分のペットの異変を、少し具合が悪い段階で気づくことができるところです。
どの犬種がどんな病気にかかりやすいかなどもあるので前もって予防をすることもできます。
どんなフード、どんなサプリメントがあり、どういう子に食べさせた方がいいというのもあるので年齢を重ねてきたらフードを変えたり、サプリメントをあげだしたり予防が出来ます。
職場の場所でも違うかもしれませんが、動物病院の医療費は高いです。
従業員割などがあるのでとても助かります。
30代女性が考える動物看護士の弱み
1番の弱みは、噛まれることです。
いい子ばかりではありません。
臆病な子で口が出る子、凶暴になってしまった子で触れない子。
中には野良猫を捕まえてくる人もいるのでひっかかれたり、噛まれたりすることもあります。
腕は傷だらけなので半袖を着るとリストカットしてるみたいです。
顔にも飛びかかって来て引っかかれたり、噛まれた傷があります。
女なのでそこは動物たちにも考えて欲しいです。
笑。
30代女性が考える動物看護士で働くのに有効な資格
動物看護士の、国家資格ができたのでそれを持ってると有利だと思います。
まだ国家資格になったばかりで田舎の方は取らない人も多いと思います。
ですが持ってることにこしたことはありません。
それが一番だと思います。
持っていないと動物看護士と名乗れないし、獣医師の補助もできません。
出来る仕事が狭まってしまいますので絶対これは取得するべきです。
30代女性が考える動物看護士で働くやりがい
毎日動物に携わります。
色んな種類の犬や猫が来るので癒されます。
子犬も来たり、出産があったりもするので感動します。
病気で入院し、元気よく退院していく姿を見るとすごく嬉しいのと、飼い主さんにお礼を言ってもらったり褒められたりするとすごく嬉しいです。
少しでも命を助けられるお手伝いができることが1番のやりがいです。
30代女性が感じる動物看護士で辛かったこと
1番辛いのは動物の死です。
若くて亡くなる子、年で亡くなる子。
事故死。
色んなお別れが1番辛いです。
あとは仕事に慣れるまで院長に怒られたことが精神的にきつかったです。
毎日怒鳴られ、教えてもらってないことでも怒られ怒鳴られます。
あとはやっぱり噛まれて怪我をすることです。
顔面に傷があり、血が出る時には悲しくなります。
患者さんにも心配してもらい、恥ずかしくもあり嬉しくもありました。
30代女性が動物看護士としてもらっている収入は高いか低いか
低い方だと思います。
他の友達は、国家資格になったことで手当が支払われ、私たちよりも全然もらってます。
ボーナスも私たちも出ますが他のところはもっと高いです。
私より、年数が短い子でも私よりもらってるので私たちのところは低いです。
もう少し貰ってもいいと思います。
交通費も安いし、有給も変だし少し納得いかないとこもあります。
動物看護士を目指すのに持っておきたいスキル
まずは声を出すこと。
接客もあるので印象は大事です。
笑顔で挨拶。
人に聞こえる、聞きやすい声を心がける。
診察は慣れもあるが、先輩の動きや言葉などを観察して自分とどこが違うか観察をし、良いところは吸収する。
周りをよく見て、自分が次にどうあるべきか考えて動く。
相手が何を望むのか先回りして考える。
っていうのを新人にいつも教えてます。
動物病院で動物看護士で働く30代女性がやっている具体的な仕事とは？まとめ
勤務先は動物病院で、職種は動物看護士。
主な仕事は獣医師の補助。
1日の流れには病院の清掃、入院動物のお世話、接客、電話対応が含まれる。
動物の保定（動かないようにおさえる）も重要な仕事。
動物が安心するように声をかけたり握ったりする。
自分や獣医師が噛まれないように注意する。
動物の観察も行い、異常がないかチェックする。
動物看護士になった理由は、動物が好きで、飼い主への情報提供も目的。
3月から11月が忙しい時期で、フィラリアと狂犬病の予防が主な業務。
勉強とセンスが必要で、国家資格も有利。
動物の異変に早く気づく能力が強み。
噛まれるリスクがあり、それが弱み。
動物の死や怒鳴られることが精神的にきつい。
手取り額は17万円で、年収は204万円。
声を出すこと、接客スキル、観察力が必要なスキル。
いかがでしたか？
動物病院で動物看護士で働く30代女性がやっている具体的な仕事が職種選びの参考になっていれば幸いです。
動物看護士の仕事はただの「動物好き」では足りません。
獣医師の補助から、動物の保定、異常の早期発見まで多岐にわたる業務があります。
資格取得が有利で、特に3月から11月は忙しい季節。噛まれるリスクもありますが、命を助けるやりがいも大きいです。
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