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ファンマーケティングってなんですか?
コンテンツ販売で重要な戦略の1つです。
以前の記事では、口コミを使ったコンテンツ販売の戦略を紹介してきましたが、今度はファンを使ったデジタルコンテンツの販売の方法を紹介していきます。
デジタルコンテンツは1回売ればそれで終わりと言うわけではありません。
販売してから1年や2年も経てば、その情報は古くなり、売り上げもどんどん少なくなっていきます。
そこで新しいコンテンツを作成し、販売するわけですが、2度目のコンテンツ販売以降は、ファンマーケティングといった考え方を意識したほうがより売れるようになります。
この記事では、そんなファンマーケティングを意識した販売戦略について解説していきます。
この記事を最後まで読んでもらえれば、よりあなたのコンテンツを売ることができるようになるはずです。
デジタルコンテンツで売上を伸ばす王道の方法とは?
ここからは、デジタルコンテンツを販売していくうえで、最も効率的に売上を伸ばす王道の方法「ファンマーケティング」について紹介します。
このPDFの内容を理解し実践することで、これからあなたが新しいコンテンツを販売した時にも安定した売上が見込めるようになり、新規顧客だけでなくリピート客も増やしていけるでしょう。
それでは、詳しく解説していきます。
ファンマーケティングとは?
ファンマーケティングとは、自分自身のファンを増やし、強い関係性を構築しながら商品を販売していくマーケティング手法をいいます。
ファンマーケティングは近年注目されており、新規顧客の獲得だけでなく既存顧客のリピートを重要視しています。
新規顧客を集め続けるよりもリピート客から売上をあげるほうが集客コストが低いため、既存顧客へのアプローチを重視するために取り入れている人が多いようです。
また、顧客とファンは違うの?と思ったかもしれませんが、同じ購入者であっても若干意味が異なります。
顧客とは、商品を購入してくれる人、魅力を感じてお金を払ってくれる人のことをいいますが、ファンはそれに加えて「あなたの思考や価値観に共感し、支持したいと思ってくれる人」のことです。
アーティストやアイドルのファンがいるのと同じように、その人を信頼してついていきたい、応援したいと思ってもらうことをファン化といいます。
ファンマーケティングのメリット
ファンマーケティングのメリットとしては、次のようなポイントがあります。
- お客さんが広告塔になってくれる
- リピート率の向上で売上が安定しやすい
- お客さんの声が課題点の改善に繋がる
この通りです。
それぞれについて解説しますので、確認していきましょう。
1.お客さんが広告塔になってくれる
まず、お客さんが広告塔になってくれることが挙げられます。
ファンマーケティングを活用するとあなた自身のファンが増えるため、良い口コミを拡散してもらいやすくなるでしょう。
お客さんが広告塔としてあなたのデジタルコンテンツを拡散してくれるようになると、あなた自身は集客を行わなくても自動的にコンテンツが売れる仕組みが完成するため、不労所得を得られるようになります。
集客にはコストも労力もかかることが多いため、ファンマーケティングは利益率を高めるために有効な施策です。
2.リピート率の向上で売上が安定しやすい
次に、リピート率の向上で売上が安定しやすいことが挙げられます。
ファンマーケティングにしっかりと取り組めば既存顧客がリピートしてくれるようになるため、<font color=”red”売上を確保しやすい>ことが特徴です。
LTVと呼ばれる「顧客生涯価値」がマーケティングにおいて話題になっていますが、この顧客生涯価値を高める方法の一つとして、ファンマーケティングが欠かせません。
商のファンではなくあなたのファンを増やすことで、今後も継続的にコンテンツを購入してくれる可能性が高まるでしょう。
3.お客さんの声が課題点の改善に繋がる
最後に、お客さんの声が課題点の改善に繋がることが挙げられます。
ファンマーケティングで集めたファンは、あなたの提供する情報に価値を感じているため、より濃いファンといえます。
コンテンツ内容についてもしっかりと見てくれるため、あなた自身が気づくことのできない小さな改善点に、ファンが気づくこともあります。
そこで購入者からフィードバックをもらえる機会を設ければ、誠実な顧客対応をしているという信頼感だけでなく、改善点を参考に他のユーザーの購買意欲を高めていけるでしょう。
ファンマーケティングのデメリット
一方、ファンマーケティングにはデメリットも存在します。
それは、次の通りです。
- ファン化するには時間が必要である
- 新規顧客の獲得が難しくなる場合がある
この2つについて理解し、対策していくことが大切です。
それでは、解説していきます。
1.ファン化するには時間が必要である
まず、お客さんをファン化させるためには時間がかかります。
一時的にあなたのファンとなってくれるお客さんがいたとしても、継続的にリピートしてくれるような濃いファンを育てることは簡単ではありません。
濃いファンを作るためには、長期的にコミュニケーションを取り続け、接触する機会を増やすことが必要です。
継続してファンとなってくれる人を増やしていかなければ売上は安定しませんが、そのためには時間をかけてアプローチしていかなければなりません。
2.新規顧客の獲得が難しくなる場合がある
また、新規顧客の獲得が難しくなる場合があることも挙げられます。
ファンマーケティングは既存顧客に注目したマーケティング手法になるため、労力の全てをファンマーケティングに注いでいると、新規顧客獲得のためのリソースが割けなくなってしまうでしょう。
既存顧客を大切にするファンマーケティングに成功すれば安定した売上が立ちやすいとはいえ、同時に新規顧客を獲得していかなければ現状維持のまま衰退してしまいます。
ファンマーケティングは効果的な戦略ではありますが、それだけに拘らないことも大切です。
あなたのファンを増やす方法とは?
では、あなたのファンを増やすためには具体的に何をしたら良いのでしょうか。
方法としては、次の3つがあります。
- SNSでユーザーと関わる機会を増やす
- ファン同士が認識する機会を設ける
- あなたのファンに向けたコンテンツを発信する
この通りです。
それぞれについて解説しますので、確認していきましょう。
1.SNSでユーザーと関わる機会を増やす
1つ目に、あなた自身がSNSでユーザーと関わる機会を増やすことです。
SNSと一言にしてもさまざまな媒体があるため、複数の媒体を活用してより多くのユーザーと接触しましょう。
あなた自身が直接ユーザーと関わることで確実なアプローチができるだけでなく、表立って発信しているため親近感や信頼感を感じてもらいやすくなります。
SNSでのエンゲージメントを高めておくと、今後のファンマーケティングに効果的です。
2.ファン同士が認識する機会を設ける
2つ目に、ファン同士が認識する機会を設けることです。
ファンマーケティングではファン同士がコミュニケーションを取ることも大切であり、ファン同士の絆が生まれることで、よりあなたの濃いファンとなってくれる可能性もあります。
また、ファン同士のコミュニケーションがインターネット上で増えると、それを見たユーザーは興味を持ち始め、新規顧客となってくれる可能性もあるでしょう。
ファンがファンを呼んでくれる構図になるため、ほぼ自動的に集客できる状態を生み出せます。
3.あなたのファンに向けたコンテンツを発信する
3つ目に、あなたのファンに向けたコンテンツを発信することが大切です。
ファンとの交流だけでは、あなたはただの友達で終わってしまいます。
ファンからの信頼性を高めて権威性を伸ばしていくためには、ファンに向けたコンテンツを発信し続けていきましょう。
顧客データから興味の高そうなジャンルを選び、有益なコンテンツを発信することで、常に顧客満足度を高めていけます。
ファン化から販売までの導線の作り方
ファン化させる方法はなんとなくわかったけど、どうやってデジタルコンテンツの販売に繋げたら良いのか分からない。
このように思ったのであれば、次の手順で販売戦略を考えてみましょう。
- 無料や低価格のコンテンツを公開
- 口コミ掲載者にプレゼントを用意
- お客さんごとに合わせたアプローチ
- ギブしつつ接触する機会を増やしてファン化させる
- デジタルコンテンツを販売する
ファン化させてからコンテンツを販売することで成約率が格段に上がるため、この流れを押さえておくことがおすすめです。
それでは、一つずつ解説していきます。
1.無料や低価格のコンテンツを公開
前述で紹介した口コミを集める方法と同じように、無料や低価格のコンテンツを公開していきます。
無料や低価格で販売するのには理由があり、口コミを集めるためであることももちろんですが、ファン化にも効果があるからです。
安くコンテンツを提供することで、受け取った側は「この人はこんなにお得に商品を買わせてくれた。すごい。自分も何かお返したい。」と思いやすくなります。
これが第一のポイントであり、次のステップへと繋がる重要な要素です。
2.口コミ掲載者にプレゼントを用意
次に、口コミ掲載者にプレゼントを用意します。
お礼としてプレゼントを残しているため口コミを書いてもらいやすい状況といえますが、先ほどの「無料または低価格」でコンテンツを提供したことによって、お客さんはあなたに対して何かお礼がしたいと潜在的に考えるようになります。
そこで、口コミをお願いすることによって「この人は自分にこんな良いことをしてくれた+プレゼントももらえるなら」という心理が働き、良い口コミを書いてもらいやすくなるでしょう。
3.お客さんごとに合わせたアプローチ
続いて、お客さんごとに合わせたアプローチであなたとの関係性を作っていきます。
お客さんのニーズに合わせて細かい顧客対応や商品設計を行い、一人ひとりに対して質の高い情報提供をしていきましょう。
消費者は発信される情報や販売されている商品が「自分に向けたものだ」と感じた時に、あなたに対してより信頼感を持ちやすくなります。
顧客満足度を高めることがファン化に繋がるため、ぜひ意識してみてください。
また、濃いファンにはVIP対応をしてあげることで、より関係性の強いファンを育てられます。
何度も商品を購入してくれているお客さんに対しては、あなたと1対1で会話ができる場を設けたり、購入者限定のイベントを開催したりすることも方法の一つです。
すると、優遇したファンはさらにあなたのことが好きになるため、ますます濃いファンになってくれるでしょう。
そして、その様子を外部に発信することで周りのお客さんは羨ましいと思うようになるため、あなたの希少価値や権威性が高まり、さらに商品を買ってくれるきっかけにもなります。
このように、お客さんに対して「何度も買いたい」と思ってもらうことが、ファンマーケティングのポイントです。
4.ギブしつつ接触する機会を増やしてファン化させる
濃いファンを増やしていくためには、ここでさらにお客さんへギブしつつ、接触する機会を増やしましょう。
効果的な方法としては、SNSやイベントなどを活用し、あなたとお客さんの距離を縮めることです。
いち情報提供者として有益なコンテンツを提供しつつ、定期的にお客さんと接触することでお客さんの意識が変わります。
今までは情報を受け取るだけだった消費者意識から、この人の販売する商品に関与したい、何か応援できることがあればやりたい、というファン意識に変わっていくでしょう。
ここまで関係性を作れたら、あなたの熱いファンになってくれたことは間違いありません。
5.デジタルコンテンツを販売する
お客さんをファン化できたら、最後にデジタルコンテンツを販売して購入を勧めてみてください。
そこで買うか買わないかはお客さんしたいですが、あなたが今までギブしてコンテンツを提供し続け、多く接触してきたことで多くの人に購入してもらいやすい環境は生まれているはずです。
このような流れでファン化から販売まで進め、商品を売っていきましょう。
デジタルコンテンツで売上を伸ばす王道のファンマーケティングとは?まとめ
・ファンマーケティングは、自身のファンを増やし、強い関係性を築きながら商品を販売する手法。
・ファンマーケティングのメリットは、ファンが広告塔になり、口コミによる集客コスト削減やリピート率の向上が期待できること。
・ファンマーケティングのデメリットは、ファン化に時間がかかることや新規顧客の獲得が難しくなる可能性があること。
・ファンを増やす方法は、SNSでのユーザーとの関わりを増やし、ファン同士のコミュニケーションを促進し、有益なコンテンツを提供すること。
・ファン化から販売までの導線を作るには、無料や低価格のコンテンツを公開し、ファンの関心を引き、その後の販売につなげる。
いかがでしたか?
ここでは、デジタルコンテンツの売上を伸ばすためのファンマーケティングについて解説しました。
ファンマーケティングは濃いファンを作って長期的に売上を発生させるために有効ですが、時間がかかる手法であるため、他の集客方法と並行して進めることがおすすめです。
メリットとしては「お客さんが広告塔になってくれる」「リピート率の向上で売上が安定しやすい」「お客さんの声が課題点の改善に繋がる」ことが挙げられ、デジタルコンテンツの売上を伸ばしていくために非常に効果的なマーケティング手法であることが分かります。
あなたのファンを増やす方法としては、SNSでの接触回数を増やしたり、ファン同士が認識する場を提供したりすることが効果的です。
そのほか、あなたのファンに向けた有益なコンテンツを定期的に発信していくことも有効なため、ぜひ実践してみてください。
また、お客さんをファン化させ、デジタルコンテンツを販売するまでの導線の作り方としては、まず無料や低価格のコンテンツを公開し、口コミ掲載者に対してプレゼントを提供しましょう。
その後、すぐに販売に移行するのではなく、お客さん一人ひとりに合わせたアプローチであなたとの関係値を深めていきます。
その状態であなたはお客さんにギブしつつ、接触する機会を増やしてファン化させ、そのうえでデジタルコンテンツを販売しましょう。
最終的な決定権をもつのはお客さん自身ですが、このように関係性を構築してからコンテンツを販売することで成約率を高められます。
ファンマーケティングにおいて欠かせないのが口コミを集めることですが、口コミを集める際は「直接依頼すること」「特典を用意すること」「有益な情報を提供すること」を意識してみましょう。