行政書士を取得した60代男性の体験談

資格を取って人生を変えたい！

当サイトでは資格取得の勉強方法に加えて、どのように年収が変化したかや、資格を取って変わったことを紹介しています。

この記事では、行政書士を取得した60代男性の体験談を紹介します。

資格取得の参考にしてみてください。

行政書士を取得した方の基本情報

年代と性別	60代男性
取った資格の名称	行政書士
行政書士合計勉強時間	1200時間
行政書士を取得するための勉強方法	TACやLECといった専門学校が出しているテキスト、過去問集。
行政書士取得にかかった費用	テキスト代10000円 受験雑誌「不動産受験新報」を毎月買っていて20000円ほど、 独学だったので専門学校代は0円、 受験代は私が受験したときは7000円だったが現在は10400円になっています。 合計で37000円ほど。

行政書士を取ろうと思ったきっかけ

運転免許以外に何も資格を持っていなかったので、自信をつけたいと思って、法律系の国家資格である行政書士資格を選びました。

行政書士は、合格率も低く法学部出身でも

ないので、やや不安もありましたが、とにかく合格できるまで頑張ろうと思いました。

行政書士資格は、役所に提出する許認可等の書類を作成できる業務独占資格なので

いざというときに、開業もできるので選びました。

行政書士を取得するためにTACやLECといった専門学校が出しているテキスト、過去問集。

を利用した理由

TACやLECは資格の専門学校で、法律系の国家資格の合格者を多く輩出しています。

ほんとうは、TACかLECに入学して指導を受けたかったのですが、当時お金がなかったので

独学で勉強することにしました。

またTACやLECといった法律系の国家資格合格者を出している学校のテキストなら、レベルも高いと思い選びました。

行政書士の勉強を開始したばかりの勉強方法

法律の素人だったので、最初はテキストを読んでも理解できなかったのですが、とにかくテキストを最初から最後まで読み込むことをしました。

わからないところは、アンダーラインをひいて読んでいきました。

すると最初はチンプンカンプンだった専門用語なども3回ほど読んでいくと、何となく理解できるようになっていきました。

行政書士中期の勉強方法

行政書士のテキストを繰り返し読んでいくと、なんとなく全体像が理解できるようになってきましたが、問題集をやってみるとまったく解けず、記憶も理解も不十分

であると感じました。

そこで、テキストを読むだけではだめだと思い、過去問を繰り返し解くようにしました。

過去問を解いていくと、同じような問題が視点をかえて

何度も出題されていることがわかり、次第に記憶に定着していきました。

行政書士試験直前の勉強方法

行政書士試験は、憲法、民法、行政法といった法律問題と同時に一般教養問題も出るので、一般教養も強化しないといけないと思い、公務員試験の一般教養のテキストを

読んだりもしました。

また法律問題は、この段階で新しいことを学ぶよりこれまで勉強してきたことを確実にものにするために、過去問集をボロボロになるまで繰り返し

行いました。

行政書士を取るために苦労したこと

やはり独学で勉強していたので、わからない問題が出てきても質問したり相談することもできず、独力で解決する必要があったのがしんどかったです。

また仲間もいないので孤独な闘いだったと思います。

行政書士試験の勉強をしていたころは、忙しい職場で働いていたので、なかなか勉強時間がとれなくて苦労したこともありました。

そのため

会社の昼休みや電車での移動時間など、スキマ時間を有効に活用して、少しでも勉強するようにしていました。

行政書士を取れた要因

絶対資格を取るんだという気持ちが大きかったと思います。

何度も途中で勉強を挫折しそうになりましたが、国家資格という世間に認められた資格をとることで

人を見返したいとういう気持ちが、合格させてくれたのだと思います。

またなにひとつ取り柄のない私も、難易度の高い法律系国家資格をとることで自信をもちたかった

のです。

これまで高校受験や大学受験でもとことん勉強したとはいえず、人生の中で1度思い切り勉強に打ち込んでみたかったというのがあります。

行政書士を取るメリット

行政書士資格を取得すると、飲食店や建設業、風俗業などの許認可申請や車庫証明や内容証明など様々な官公庁へ提出する書類が作成できます。

それらの書類は行政書士資格

を持っていないと作成できないのでそれだけ専門性の高い仕事といえます。

また行政書士は、会計記帳や決算書などの会計書類も作成することができるので、ビジネス面でもアドバイスも行うことができます。

さらに遺産分割協議書や各種契約書など、事前にトラブルを防ぐための書類も作成できます。

また開業しなくても、法律の基本知識が見につきトラブルなどに対応できます。

行政書士を取ることで役に立っていること

憲法、民法、行政法、基礎法学、商法など様々な法律を学ぶことで社会の仕組みや法律の基本がよく理解できるようになった。

難解な法律用語がわかることでテレビ新聞などで報道される様々な事象をより深く知ることができた。

憲法なども単に条文だけでなく、判例を合わせて学ぶことでどのように運用されてるのかがわかった。

また民法の不法行為や損害賠償請求など、これからの人生で遭遇するかもしれない問題に対しても対処できる自信がついた。

行政書士を取るために重点的に勉強すべきこと

まず、法律科目では、憲法、民法、行政法の三大科目が得点配分も大きいので集中的に勉強するべきです。

また憲法は受験テキスト以外に判例集など入手して有名な判例は記憶しておくべきだと思います。

民法は最初は難しく感じますが、過去問などの事例があげられているので、慣れてくると理解できるようになります。

そして行政法はあまりなじみがないのでとっつきにくい印象がありますが、それほど難しくなので繰り返し過去問を行うことで頭に入ります。

一般教養は普段から新聞を読んでおくことをおすすめします。

行政書士取得のためのモチベーションの保ち方

合格したら、身内や友人に自慢してやろうと考えていました。

勉強をはじめたころ、どうせ無理だと言われていたこともあり、それがかえって反発心が起きて頑張れたの

だと思います。

また合格したら開業することもできるので、法律に専門家として活躍することを夢みながら、コツコツと勉強していました。

今からするとバカにした人

たちに感謝したい。

行政書士を効率よく取るコツ

テキストを読み込むというインプットも大切ですが、それだけでは知識が定着しないので、非常に大切なのがアウトプットなのです。

テキストを読んでいても最初のうちはなかなか、問題を解くことができず間違えることが多いと思いますが、この間違えることで記憶に残りやすくなるのです。

インプット3に対してアウトプット7ぐらいの割合でちょうどいいと思います。

行政書士を受ける人に向けてアドバイス

行政書士試験は、法律科目だけでなく一般教養科目もあり、勉強することが多いので最初は圧倒されることがあるかもしれません。

しかし、100点満点を取る必要はなく全体で6割を正解すれば合格できるので、決して通らない試験ではないのです。

そのため、コツコツと地道な努力ができる方は、老若男女かかわらず合格することができます。

行政書士を取得した60代男性の体験談まとめ

・勉強時間は1200時間で、専門学校のテキストや過去問を使って独学で勉強した
・行政書士資格を取得するきっかけは、自信をつけたいと思ったから
・行政書士資格を持っていると、許認可申請や車庫証明、遺産分割協議書などを作成できる
・行政書士試験は圧倒されることがあるが、コツコツと地道に勉強すれば合格できる

いかがでしたか？

行政書士を取得した60代男性の体験談が参考になっていれば幸いです。

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