今まで取り組んでこなかったジャンルのライティングに挑戦するコツ

この記事のコツを押さえれば書けるようになりますよ！

ブログを書いたりやライターの仕事をしたりしていると今までに取り組んでこなかったようなジャンルの記事を書かなくてはいけない機会に遭遇することがあります。

断ってしまう方が簡単ですが、今後のことを考えると仕事の幅を広げるという意味で挑戦するのもアリだと思っています。

そこでこの記事では、自分では書いてこなかった全く別ジャンルの記事をライティングするために必要な考え方を紹介します。

この記事を最後まで読めば、今まで受けられなかった仕事を受けられるきっかけになるはずです！

別ジャンルのライティングに挑戦する

ライターとして効率的に稼ぎ、さらに収益アップするためには、今挑戦しているジャンルとは別ジャンルのライティングに挑戦することも視野に入れてみましょう。

別ジャンルというと、「記事のジャンルを変える」のと「ライターとしてのジャンル（シナリオライター・コピーライターなど）を変える」ことの２種類がありますが、収益アップを狙うのであれば両方とも取り入れていくことがおすすめです。

まず考えるべきともいえるのは、好きなジャンルで稼ぎたいのか、稼げるジャンルで稼ぎたいのか、です。

好きなジャンルで稼ぐのであれば楽しく稼げますし、稼げるジャンルを選べば単純に収入アップに繋がるでしょう。

どちらを取るかはあなた次第ですが、もし後者のように稼げるジャンルに挑戦したい、というのであれば、ライターとしての幅を広げることがポイントです。

今までメディアの記事作成をしていたのであれば、より高単価であるSEOライティングが求められる案件に挑戦したり、文字単価が高めのシナリオライターに挑戦したりなどが挙げられます。

また、セールスライティングを活かしてLPの文章作成を請けることもできるでしょう。

いずれの場合においても、Webライティングよりも高度なスキルが必要になるため、次項にて身につけておくと役立つスキルを紹介します。

さらにスキルを身につけて仕事の幅を広げる

ライターとして仕事の幅を広げたいのであれば、次の５つのスキルを磨くことがおすすめです。

・SEOライティング

・セールスライティング

・コピーライティング

・CMS操作・編集スキル

・インタビュースキル

全てのスキルを一度に身につける必要はありませんが、特に「SEOライティング」「CMS操作・編集スキル」については求められるシーンが多いため、優先度は高いといえます。

それでは、それぞれのスキルについて確認していきましょう。

１．SEOライティング

SEOライティングとは、SEO（検索エンジン最適化）を意識し、検索上位にヒットさせるためのライティング手法のことをいいます。

具体的にはユーザーファーストな内容や検索エンジンに評価されやすい内容にする必要があり、このスキルを持っていると、メディアのライティング案件において単価アップが期待できます。

SEOライティングの習得方法としては、SEOに関する書籍や記事を読んだりするほか、自分でブログを立ち上げてアクセスを集めるためにライティングの練習をすることでアウトプットにもなります。

SEOはライターに役立つスキルのなかでもかなり重要度が高いため、Webライティングを押さえたら次に習得すべきといえます。

２．セールスライティング

セールスライティングとは、その名の通りセールスするための文章であり、商品やサービスを売る際に向いています。

ライターがセールスライティングを活用する場面は、アフィリエイト記事の作成やLPの文章作成などが挙げられます。

セールスライティングを活用し、クライアントの販売実績や成約率などを伸ばすことができれば、あなたのスキルとして評価されていくでしょう。

セールスライティングについても、書籍や記事などで基礎を学び、コツを意識しながらアウトプットとして文章をたくさん書くことがおすすめです。

習得できると今まで受注できなかった高単価案件に対応できるようになるため、収入アップを目指す場合はSEOライティングと併せて勉強してみてください。

３．コピーライティング

コピーライティングとは、読者を行動（購入）させるためのライティング手法です。

コピーライティングはセールスライティングとセットで持っていると特に有利であり、ライターのなかでもトップレベルの文字単価で案件を受けられるようになります。

コピーライティングについても参考書籍がたくさんあるため、基礎を叩き込んだうえでさまざまな文章に触れ、スキルを磨いていくことがポイントです。

４．CMS操作・編集スキル

CMSとは「Contents Management System：コンテンツ・マネジメント・システム」の略であり、Webサイトのコンテンツを管理するためのシステムのことをいいます。

代表的なCMSツールとして挙げられるのはWordPressであり、ライター案件のなかでも執筆と併せてCMS入稿を求められたり、CMSを使った編集作業を行う案件があったりします。

そのため、SEOライティングに次いでライターが習得しておくべきスキルといえます。

CMS操作や編集スキルを身につけるためには、書籍やサイトで基礎を確認したのち、自分でWordPressなどのCMSを使ってブログを立ち上げ、実際に手を動かしながら使い方を学んでいくことがおすすめです。

５．インタビュースキル

こちらは必須ではありませんが、インタビューと執筆がセットになっているライティング案件を受注したい場合は、インタビュースキルを習得しておくと良いでしょう。

インタビューができるライターは少ないため需要が高く、それに伴って作業単価も高い傾向にあります。

インタビュースキルとして求められるのは、どうやって相手の話をうまく引き出すか、会話を盛り上げられるか、などです。

また、インタビュー記事に限らず、クライアントととの打ち合わせの中で相手の求めていることを聞き出すうえでもインタビュースキルは役立つため、身につけておいて損はないスキルです。

ブログで実績を作る

上記の内容はライターとしてだけではなく、ブログで実績を作ることにも役立ちます。

ここでは、ブロガーとライターの違いやブログ運営のメリット、始めるステップについて簡単に紹介します。

全てをお話しすると本書１冊分くらいのボリュームになってしまうため、今回は簡単に特徴や流れを解説していきます。

それでは、内容を見ていきましょう。

ブロガーとライターの違いとは？

ブロガーとライターで大きく違うのは、収益を得る方法です。

ブロガーの場合、収益を得るためにはアドセンス広告を設置するか、アフィリエイト広告を設置する必要があります。

アドセンスの場合はクリックされたら収益が発生し、アフィリエイトの場合は商品が購入されるなどの成果が発生したら収益が発生する仕組みです。

そのため、ライターのように記事を書いたからと言ってお金が発生するわけではありません。

ライターがブログを運営するメリット

なぜ、わざわざライターがブログを運営すべきなのかというと、双方で培ったスキルを活かせるからです。

ライター案件を通して身につけたライティングスキルをブログ記事の執筆に活かせることはもちろん、ブログで身につけたスキルをライターとしての仕事にも活用できます。

具体的には、CMSの操作やSEOライティングの実績、セールスライティングの実績などです。

成約率やアクセス数などの明確な数値をブログで記録できれば、ライター案件に応募する際にあなた自身のスキルとして表明できます。

また、自分のブログを持っているだけでもライティングについて信頼されやすくなるため、ライターとして安定的に稼いでいきたいのであれば、ブログの運用も併せて行うことがおすすめです。

さらに、ブログでしっかりとしたコンテンツを発信できていると、ブログのお問い合わせフォームからライティングの依頼をもらえることもあるため、ぜひ活用してみてください。

ブログを始めるステップ

ブログの開設は必須ではありませんが、ライターとしての収入アップのためにも、本書では運用することをおすすめしています。

ブログは無料ブログと有料ブログがありますが、CMSのノウハウを学んだり収益化を目指したりしたい場合は、迷わず有料ブログを選びましょう。

有料といっても、初期費用でサーバー代が年間10,000円前後、ドメイン代が年間1,000円程度必要になるだけですので、月あたりで換算すると1,000円前後で運用できます。

ブログ（WordPressの場合）を開設するステップは、次の通りです。

１．レンタルサーバーを契約する

２．ドメインを取得する

３．ドメイン・SSLを設定する

４．WordPressをインストールする

ここでは流れのみ紹介していますが、比較的短い手順で開設できるため、実際に解説してみたい・気になる、という場合は、以下を参考にしてみてください。

今まで取り組んでこなかったジャンルのライティングに挑戦するコツまとめ

・別ジャンルのライティングに挑戦することで収益アップや仕事の幅を広げることができる。
・自分の好きなジャンルで稼ぎたいのか、稼げるジャンルで稼ぎたいのかを考える。
・稼げるジャンルに挑戦する場合、新たなスキルを身につける必要がある。
・スキルの中でも特に重要なのはSEOライティングとセールスライティング。
・コピーライティングやCMS操作・編集スキルも習得すると有利。
・インタビュースキルは需要が高く、収入アップにつながる場合もある。

いかがでしたか？

この記事の内容を実践すればあなたのライターとしての仕事の幅が広がります。

仕事を増やしてもっと稼ぎたい！と思ったらこの内容に取り組んでみてはいかがでしょうか？