一度赤字家計に陥るとズルズルと抜け出せない…なんてことがあります。
当サイトでは、赤字家計から脱した生の体験談を集めました。
この記事では、毎月2万円赤字の40代シングルマザーの赤字家計を改善した体験談を紹介します。
赤字家計を改善したい!と思った時の参考にしてみてください。
回答してくれた方の基本情報
年代と性別 | 40代女性 |
一緒に住んでいる人数 | 2人 |
家族構成 | シングルマザー(子供1人)の2人家族 |
世帯収入 | 23万円 |
手取り | 18万円 |
毎月の赤字額 | 2万円 |
シングルマザー家計が赤字であった理由

金銭問題が原因で離婚したこともあり、新生活のための費用がかさみ、それまでのわずかな蓄えがなくなってしまったこと。
一時的に親から援助してもらったものの、迷惑をかけるわけにはいかないと、リボ払いで対応したものが返しても返しても膨らみ続け、さらに子供に不便な思いはさせたくないと、習い事に塾通いと気づけば子供自身が望んでいるのかわからないレベルで投資し続けたことが蓄積されてしまいました。
身の丈にあった生活ができていなかったと反省しています。
シングルマザーが赤字家計から改善しようと思ったきっかけ
子どもが小学校高学年の頃、それまで続けてきた習い事2つと通信講座に加えて、中学・高校を見据えた塾通いを始めました。
月々の支払いと別に、定期的にかかる教材費と夏季・冬季講習代を捻出することが難しくなり、何かを諦めるか見直すかと検討したときに、このままでは貯蓄ができず、子供の学力が向上できたとしてもその先に満足のいく選択をさせてあげられないのではと思ったのがきっかけです。
私自身もひとり親家庭に育ったため、親に経済面でこれ以上迷惑をかけるわけにいかず、なんとかしなければと考えました。
40代シングルマザーが赤字家計改善のために取り組んだこと
当時、国からも児童扶養手当を受け取っていましたが、目先の支払いに間に合わないこともあり、ついクレジットカードのリボ払いを利用することが年に数回ありました。
規定額を返済していたものの元金は減らず。
このループから脱却するためクレジットカードのリボ利用枠の廃止をしました。
その後、子供と話し合って習い事を辞めることを子供自身が決断。
それとともにこれまで義務のように通っていた塾もやめたいと本人から希望され、退塾して通信講座のみに絞ったことで、リボ返済の目途が立ちました。
そこから細かく家計簿で支出管理(何にいくらくらいかかっているか把握)をして、固定費の見直し(親子でスマホの契約変更)を行い、少ないながら毎月一定額を積み立て貯金に回せるようになりました。
40代シングルマザーが感じた赤字家計を改善するために効果的なこと
家計簿で支出監理…赤字と向き合うのが怖くてしっかり把握できていませんでした。
まずは、いくら切り詰めれば黒字になるのかを把握するのが大切。
リボ利用枠の廃止…(繰上)返済に専念するため、分割・リボ払いは使用しないと決めました。
クレカ使用時は1回払いのみ、分割購入必須の場合は親に相談を徹底しました。
固定費の見直し…親子でスマホをahamoへ変更。
月額料金が半額程度になりました。
光熱費も、休日は歩いて出かけるなど楽しみながら節約に励みました。
退塾…子供と腹を割って話し合いした結果、塾に通っている安心感に〇万円も支払うのは現実的ではないという結論に。
家計を把握したからこそ、話し合いの場が持てました。
40代シングルマザーが赤字家計を改善するために苦労したこと
一番苦労したのは、具体的な赤字金額と向き合う数か月でした。
決して浪費家でもなく、リボ払いの残高が膨らんだのも離婚前に購入した家電や子供の進学、通塾に関わる講習・教材費など。
数字で突き付けられることで、より一層逃れられなくなる気がして改善への一歩を踏み出すまでが本当に長かったです。
また、別居している親や子供に心配や迷惑はかけたくなかったので、子供が寝静まってから、夜な夜な一人作戦会議を行っていた時期が精神的にしんどかったです。
40代シングルマザーが考える家計改善のモチベーションの保ち方

黒字転換するための目標金額を設定してからは、目標達成を可視化するために家計簿へ毎日コメントを記入していました。
目標に届かなくても、着実にそれまでより現状は回復している!と言い聞かせて、赤字家計を把握してからリボ払いを完済して黒字転換するまで約5年と長い道のりでしたが、モチベーションを保つことができました。
40代シングルマザーが考える効率的に赤字家計を改善するコツ
今は家計簿アプリなど、便利なものが無料でたくさん出回っています。
私は手書きの自分スタイルで記録したい性格ですが、いずれにせよ赤字を改善しようと思ったらまずは現状を把握するところから。
買い物のすべてを記録する必要はないと思います。
固定費、食費、娯楽費、この程度で構わないので現状を把握して、何が削れるのかを考えるのが最も効率よく赤字改善する方法だと思います。
最初は「これ以上、どこを切り詰めるのも無理…」と思っても、何度か考えるうちに500円、1000円と節約する術は出てきます。
赤字家計改善を目指す方へのアドバイス
私は離婚と新生活開始から子供の成長に伴い、チリツモで赤字が膨らんでいきました。
黒字転換を決意してから5年で赤字が解消され、8年目の今は人並みですが貯蓄もできるようになりました。
負債額が大きかったり、健康上の問題で働くことができなくても、事態を悪化させないためにできることから始めれば大丈夫!
毎月2万円赤字の40代シングルマザー赤字家計を改善した体験談まとめ

・貯蓄がなくなり、子供の学費や生活費をリボ払いで賄っていた。
・赤字家計を改善するために、クレジットカードのリボ利用枠を廃止し、習い事を辞め、家計簿で支出管理を行った。
・家計簿アプリを使って固定費、食費、娯楽費などを把握し、何が削れるかを考え、徐々に節約する術を身につけた。
・5年かけて赤字を解消し、貯蓄もできるようになった。
・赤字家計改善を目指す人は、現状を把握し、何が削れるかを考えることが大切。
いかがでしたか?
毎月2万円赤字の40代シングルマザー赤字家計を改善した体験談が参考になっていれば幸いです。
当サイトでは、このほかにも様々な方のお金に関する体験談を紹介しています。
節約や貯金の参考にしてみてください!